酒飲み親父の自分史 「昔ロックしてた俺へ」

酒飲み親父が昔の手帳を見て半生を振り返るブログ

機材車を買う ~1987年4月その2~

トミカ No.105 日産 NV350 キャラバン (箱)

新型コロナのため家にいる時間が多くなった。
やることも無いので部屋の整理をしていると・・・

昔の手帳が出てきた。
1985年から2010年まで。

あの頃はスマホどころか、ガラケーも無い時代で、予定は手書きで手帳に書いていたのだ。
2010年以降はきっと携帯に予定を打ち込んだためにないのであろう。

さて、ちょっとだけ手帳のなかを覗いてみるか。

1987年、私は就職して3年目、それと同時に新宿でバンド活動をしていたのだ。
この頃はMGと言うバンドに参加していた。

1987年 4月18日 18:30 西葛西
そうだ、機材車を買った時だ。
ん?あああ思い出した。時を戻そう。

機材車を買う事になった。

他のバンドは自分達の機材車でライブ会場に乗り付けていた。
俺達はライブの度に、レンタカーを借りていたと思う。
レンタカー代もバカにならないし、機材を積んだままに出来るのも魅力だ。
しかし、なかなか良い車は見つからなかった。
程度の良い車は高いし、安い車は距離を走っているのだ。
中古車雑誌で車を探す日々が続いた。

なかなか良い車が見つからなかったある日、ギターのRが車屋に知り合いがいると言い出した。
目ぼしいのが1台あるらしい。
早速行ってみる事となった。

K09東京メトロ 営団地下鉄 西葛西駅 開業記念 カタログ パンフレット B5判 見開き ホビーアイテム

 メンバー4人全員で西葛西に行った。
車屋の人と西葛西駅前のケンタッキーで待ち合わせた。
来れば直ぐわかると言う。
その頃の西葛西は新しい街で駅前は空き地でケンタしかなかった。
確かに直ぐわかった。

先に着いた我々はコーヒーを飲んで待った。
しばらくすると車屋がやってきた。
彼の車に乗って店まで行った。

10分位走っただろうか。

思ったより小さな店だった。
車が10台ほど並んでいる。
早速見て回る。
ワゴンタイプは日産キャラバン1台だけだ。
しかし色が・・・

真ん中に木目のラインが入ったウンコ色なのである。

渋過ぎるぜ。

この色はないと思った。
普通、白かグレーか紺だろう。
ワイルドな感じの黒もありだ。
しかし、この色だけは選択肢にない。
俺は早々に帰りたかった。

シートも3列で機材を積むには3列目のシートが邪魔である。
ますます俺は乗り気でなくなった。
車屋はエアコン付きである事を強く押してくる。
そのエアコンも純正ではなく、助手席のダッシュボードの下に後から付けてあるタイプだ。
助手席の足元がとても邪魔だ。
頼むからやめておこうよと心の中で思った。
しかし機材車が欲しい他のメンバーは乗り気である。
3列目のシートなんか取って、車検の時だけ戻せばいいじゃないかと言う。
そんなに急がなくてもいいのに。
他を探せば、もっと良い車があるかもしれない。

後日購入後、3列目のシートはボーカルWの部屋にソファー代わりに置かれていた。

乗り出しで60万くらいで交渉はまとまった。
ああ、なんて事だ。
サラリーマンの俺の名義となった。
ローンを組んで、毎月4万円の返済だ。
各メンバーで1万円ずつ出して返していく。
1年少しで払い終わる計算だ。

帰りも車屋に西葛西の駅まで送ってもらった。
ナンバーが付いていないので、車検整備後に納車だ。


この後、機材車ウンコ号は何度となく西へと走ることになるのであった。


ーつづくー