酒飲み親父の自分史 「昔ロックしてた俺へ」

酒飲み親父が昔の手帳を見て半生を振り返るブログ

入社式 ~1985年4月~

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新型コロナのため家にいる時間が多くなった。
やることも無いので部屋の整理をしていると・・・

昔の手帳が出てきた。
1985年から2010年まで。

あの頃はスマホどころか、ガラケーも無い時代で、予定は手書きで手帳に書いていたのだ。
2010年以降はきっと携帯に予定を打ち込んだためにないのであろう。

さて、ちょっとだけ手帳のなかを覗いてみるか。

1985年、私は大学を卒業、就職、それと同時に新宿でバンド活動をしていたのだ。
この頃は新宿LのPLMと言うバンドに参加していた。

1985年 4月1日 04:00~  新宿L練習
                              09:30~  新宿厚生年金ホールで入社式
朝方に練習して、その後厚生年金ホールで入社式をしている。
ん?あああ思い出した。時を戻そう。

大学を卒業して、4月1日から社会人になる。
今日は入社式の日である。

朝4:00から新宿LでPLMのバンド練習を行う。
しかし、今日はいつもとは何かが違う。
髪を切っているのだ。
秋の面接、入社試験が終わった後は髪を伸ばし続けていた。
だが、昨日散髪に行って来た。
なぜかと言うと今日からサラリーマンに成るからだ。
髪が短く頭がスースーする。

7:00、練習が終わり機材を片づけた後、いつもの様にカウンターに腰掛けて、生ビールを一杯。
うまい。
世間話をしながら時間を潰す。
そうこうしているうちに8:30となった。

さてと。

おもむろに、普段着からスーツに着替える。
一張羅のグレーのスーツだ。
今日はスティックケースの他に、スーツ一式を持って来ていた。

バンドメンバーは俺のスーツ姿を見たことがない。
カッコいいだの、ダサいだの、好きなことを言っている。
俺も着慣れないスーツに少し照れる。
ネクタイも結び慣れていない。
曲がっているネクタイを直してもらった。

ここから入社式のある新宿厚生年金ホールまでは徒歩15分の距離だ。
厚生年金ホールに行くのは、高校時代のジューダスプリーストの日本公演以来だ。

それじゃ行って来るわ。
地下の薄暗い店から階段を昇ると、日差しが眩しい。
小滝橋道りを西口大ガード方面へ。
大ガードを左に曲がると、後は真っすぐだ。
颯爽と厚生年金ホールへと歩いた。

9:30、入社式。

俺がこの会社を選んだ理由は。
始業が8:00、終業が16:00、だからである。
終業が16:00の会社はなかなか無かった。
これなら今まで通り、朝練習して夜は新宿Lのライブに充分間に合う。

入社式では、社長とかの話を聞いたりして12:00に終了。
全然内容は覚えていない。
色んな書類や社員バッジや手帳を貰った。
今見ているのが、この時貰った手帳である。

それでは、帰るとするか。

上着を脱いで、Yシャツを袖まくりし、ネクタイを緩める。
朝来た時と同じ道歩いて新宿Lに戻った。

まだ真っ昼間だ。

新宿Lに帰り着くと、スーツを脱いで普段着に着替た。
慣れないネクタイは首が苦しい。
やっと解放された。
おめでとう。
生ビールで乾杯だ。

無茶苦茶、天気の良い1日だった。


ーつづくー